忙しい土日。といっても、個人的な理由。こんなことを言い訳にしたくはありませんが、ブログは、2連休とさせていただきました。
忙しい理由のひとつが、日曜日の小松菜の収穫作業です。といっても、家庭菜園ではなく、江戸川区の小松菜農家で、本格的な小松菜の収穫作業をしてきました。ヒデくんという、ランニング仲間が、小松菜の専業農家をしています。彼のランニング仲間やその家族が、15人ほど集まり、自家用にと特別に栽培した露地の小松菜の収穫作業を行いました。
20坪ぐらいの畑でしょうか。これだけの人数がいれば、1時間もかからないだろうと高をくくっていたのですが、とんでもない、こんなに大変なことになろうとは・・・。小松菜の抜き取り方、根や泥の落とし方、葉っぱのより分け方、束ね方・・・その奥の深さと手間のかかること。予想外でした。
雨も降り始め、かじかむ手をさすり、みんな泥まみれになりながらも、2時間かけて収穫完了です。100束は、収穫できたでしょうか。束ねた小松菜は、ずっしりと重く、土のにおいと野菜の青臭さを放っています。
ヒデくんの小松菜は、一般の店頭に並ぶものではなく、料亭などに名指しで買い取られるというほどの一級品。しかも、今回収穫したものは、自家用として特別に作ったモノで、収量も少なく、見た目も不揃いながら、味は最高というモノです。
収穫が終わり、ヒデくんのお母さんが、早速、収穫したばかりの小松菜で、みそ汁やサラダをつくってくれました。取れたてのみずみずしさも当然のことですが、その甘みやうまみは、絶品です。これを一度食べたら、市販のモノは食べられないと思うほどです。
収穫の最中、ヒデくんは、小松菜のこと、収穫の際の注意事項、農家の事情などを熱く語ってくれました。まだ20代の若者ながら、その目の輝きと言葉に込められた思いの深さが、作業をするひとりひとりの心にしっかりと焼き付いていたと思います。彼の小松菜にかける情熱は、そのおいしさにさらに深みを与えてくれました。
プロフェッショナルとは、定石と情熱なのかもしれません。彼は、農薬や化学肥料を最低限しか使わないそうです。沢山使ったほうが、手間も省けるのだそうですが、うまみが違うそうです。
品種へのこだわりも相当なもの。小松菜といえは、一種類と思いこんでいたのですが、手間やうまさ、収量や育て方、季節など、使い分けているそうです。小松菜を育てるテクニックをしっかりともち、お客様に喜んで頂けるいいものを育てたいという彼の情熱。
彼の語る言葉によどみはありません。質問への回答に迷いはありません。実に明確な説明に、プロフェッショナルとしての信頼を感じました。プロフェッショナルの仕事に年齢は関係ありません。彼を見ているとそう感じます。
みなさんはどうですか。ソリューション営業として、仕事の定石と情熱に自信はあるでしょうか。
私は、研修で定石を伝えることはできます。それに情熱を注げるかどうかは、みなさん自身の問題です。ただ、定石を知れば、仕事がはかどり、余裕も生まれ、工夫するための時間が割けるはずです。
昼食を頂き、7束もの小松菜をおみやげに、ヒデくんの家を辞去しました。ひと束、700~800グラムです。5キロの小松菜をふたりで抱え、江戸川から、東京の反対側の国立まで、電車で帰宅しました。
早速、近所へお裾分け。そして、料理に取りかかりました。
まずは、シーザー・サラダ。パルメジャーノがたっぷりのシーザー・ドレッシングに絡めて生のままで頂きました。野菜そのもののうまみと肉厚な葉っぱのしゃきっとした食感。とれたてのみずみずしさにお酒やビールがすすみます。
二品目は、牛肉と小松菜のオイスター・ソース炒め。味噌と豆板醤を加え、味を調えます。火を通しても、縮むことがありません。それだけしっかりと詰まっていると言うことなのでしょうか。火を通すと、野菜の甘みが増し、鮮やかな緑色が、ますます食欲をそそります。
三品目は、小松菜の浅漬け。軽く塩でもんで、ニンニクとショウガと合わせて、つけ込みます。3時間くらいで、サラダ感覚の仕上がり。小松菜の本来のほどよい苦みとうまみ、そして、あっさりした塩味は、白ワインにぴったりです。
もちろん、料理担当は、私の仕事です。 ということで、忙しかったんです・・・
■ 締め切り迫る ■ -----------
今年度最後の「ソリューション営業プロフェッショナル養成講座」が開催されます。
■ 標準コース : 3月 5日(木)、 6日(金) 2日間 東京
■ 管理者コース: 3月 9日(月)、10日(火) 2日間 東京
今回からは、今までの研修で頂戴した皆様からのご意見を反映し、より解りやすく、よ実践的な内容にリニューアルして、講義をさせていただこうと準備をしています。
特に管理者コースでは、今年のプランニングや今年度の部下の育成計画についても、踏み込んだ内容にしようと考えています。この管理者コースにつては、この厳しい景気を反映してか前回は定員割れとなり延期となってしまいました。
お申し込みを頂きました皆様には、大変申し訳なく、お詫び申し上げます。そんな、皆様のお気持ちに報いるためにも、張り切って内容の充実を図ってまいります。
多くの皆様のご参加を楽しみにしています。
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