昨夜のことです。立川駅前の歩道橋で、蛍が飛ぶのを見ました。目の前をスッと横切ったかと思うと、歩道に落ちて、なおも輝いていました。
誰かが投げ捨てたタバコです。目の前にある「路上喫煙禁止」の看板を見て、これはいけないと気づいて、人の目の前で火の付いたままのタバコを放り投げたのでしょうか。
一瞬のことでした。わたしは、上から落ちてきたのかと思って、上を向きました。屋根があるだけです。横を見たときには、人混みの中で、誰が投げたのかはわかりませんでした。
毎朝JR四ッ谷駅を降りて半蔵門まで歩いて通勤しています。このあたりは、路上喫煙禁止地域ですが、それでも吸い殻が落ちています。その吸い殻を拾う老夫婦。毎日の日課になっているようです。雨の日も、雪の日も決まった時間に二人を見かけます。
タバコを投げ捨てる人。それを拾う人。このバランスが崩れなければ、いいのですが。むなしい期待でしょうか。
1 件のコメント:
斉藤さん
日本情報通信(株)の永井です。いつも含蓄あるメッセージをありがとうございます。
確かに世の中にはゴミを捨てる人と拾う人がいます。その違いは大きいと思います。私がいるオフィスビルでも廊下のゴミを何気なく拾う人を見かけます。ペットボトル等の飲み物は必ず飲み干すか、流してから分別のゴミ箱へ捨てます。SIerの会社の社員はソリューション営業やSEだけが出来れば優秀なのかな?
夜道を照らす家々の門灯は暗い道を歩く人のためです。自転車のライトは前から来る人のためです。それが自分の安全にもなっていますね。自分の家だけと思っている人は一番欲しい夜中には門灯を消してしまいます。自分だけ前が見えれば良いと思っている人はなかなか暗くなるまで(暗くなっても)自転車のライトを点けません。
言い換えると、「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」考えることの出来る優しい人が素敵ですね。
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