2009年9月14日月曜日

イチローにみる「第二の天性」 

 イチローが、9年連続200本安打を達成した。彼の才能を称える声もある。それは間違えないだろうが、私はそれ以上に、彼が目標達成に執着し、練習を積み重ねてきたからこそ、できたことだと思っている。私は、そんなイチローの不屈の精神にこそ、心からエールを送りたい。

 以前、撃墜王・坂井三郎が著した「大空のサムライ」について紹介した。彼は、この著の中で「第二の天性」の大切さを述べている。坂井は、生まれ持った「第一の天性」だけではなく、人には、自らの理想を実現するために、努力して手に入れる「第二の天性」があるのだと語っている。

 イチローにしろ、坂井にしろ、自分はどうありたいかという「あるべき姿」をしっかりとイメージし、それを実現するために日々の努力を惜しまなかった。生まれ持った才能やセンスだけに頼ったわけではない。努力の人であることにこそ、彼らの偉大さがあるように思う。

 先週の木、金と「ソリューション営業プロフェッショナル養成講座」を開催した。そこでも「営業力は、生まれ持ったセンスや才能だけで決まるものではない」という話をした。

 センスや才能は、その人の個性を表現するもの。営業力は、スキルと知識とプロセスで決まると。つまり、第二の天性で獲得しうるものであるという話しである。

 この研修には、SE、プログラマー、はたまた、この間までスーパーでおばちゃん相手に野菜を売っていましたという方も参加している。売るものも違えば、そのスタイルもまちまちだ。理屈っぽい人、能天気に明るい人・・・夫々に、その人なりの経験の積み重ねがあり、個性がある。

 こういう人たちが、この研修に参加される目的は何かといえば、営業として、あるいは、SEやコンサルとして、お客様に信頼され、お客様に喜んでいただけるビジネスをしたいという思いである。言葉の上での表現は夫々に違うが、心は完全に一致している。

 第二の天性とは、このような理想を思い描くことが、出発点であろう。そう考えれば、この研修に参加された方は、まずは、スタート・ラインを超えられていることだけは間違えない。

 イチローは、他の選手の何倍も練習していることは、多くの人が知っている。もちろん量をこなしているだけではないだろう。どうすればバットに当てられるか、飛距離を伸ばせるか、考え工夫しながら、第二の天性を磨いてきたのだろう。

 改めて、凡人である自分を振り返れば、果たして、努力して「第二の天性」を育ててきたのだろうかと思うと、はなはだ恥ずかしい限りだ。しかし、イチローにしろ、坂井にしろ、よき実例があるではないかと思うと、恥じてばかりもいられない。

 イチローとまではいかないが、「もうちょっとがんばってみようか・・・」と、彼の快挙をみて、そう思う。

 でも、そんなひとが私以外に大勢いるだろう。そう考えると、改めて彼の偉大さを感じざるを得ない。

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