2009年9月1日火曜日

クラウドから逃げられない営業

 先日もご案内させていただきましたが、9月8日(火)に開催予定の無料セミナーでは、次のような話をしようと思っています。まだ、若干の余裕はありそうです。

 よろしければ、どうぞご参加ください。

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1.クラウド・コンピューティングとは
 クラウド・コンピューティングについて整理し、簡潔に解説します。クラウド・コンピューティングという言葉は、まだまだ発展途上にあり明確な定義はありません。

 「言葉は知っているが、整理できていない」という話しを良く聞きます。

 そこで、トレンド・メーカーである各社の動きを整理しつつ、「猿でもわかる」、「いまさら聞けない」、クラウド・コンピューティングとして、わかりやすく解説するつもりです。

2.クラウドがもたらすITビジネスの変化
 クラウドにより、ITビジネスの様相が大きく変化すると考えられます。どのようにそれが変化し、SIerやITソリューション・ベンダーはどんな影響を受けるのかを考えてみようと思います。

 また、この変化に対して、どのようにビジネスの方向を見定めてゆくべきかを考えてゆくつもりです。

3.どのような営業力が求められるのか
 クラウド時代にあって、SIerやITソリューション・ベンダーは、どのような対応を迫られるのか。そして、これに対応するためには、どのような営業力を持たなければならないかを考えます。

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 このブログでも度々紹介していますが、クラウドでシステムの実態がガラッと変わってしまうこともないでしょう。でも、営業活動の世界では、明らかに大きなパラダイム・シフトが既に起きています。

 つまり、お客様の選択肢の中に、今までになかった新しいキーワードが入ってきた。それも含めて、お客様は、意思決定しようとしているのです。こちらは、既に大きな変化がおき始めているのです。

 また、もうひとつ大きなポイントは、システム部門のユーザー化です。クラウドになると、インフラやプラットフォームの構築は、彼らにとっては不要なものとなります。とすると、システム部門は、より上流での意思決定に関与することになります。

 また、システム部門の関与なしに、ユーザー部門が意思決定することも多くなることが予想されます。かつての「部門コンピューター問題」と同じような事態が予想されます。

 このように、システムの選定が、エンドユーザーにシフトすると、当然今までどおりのシステム部門相手の営業活動というわけにはゆきません。

 このあたりを整理してみようというのが、このセミナーの目的です。

 皆さんのご意見も、聞かせていただければありがたいですね。

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