2008年8月25日月曜日

日曜日の出来事

 日曜日の朝、いつも通り5時に目覚める。歳(?)のせいか、朝早く目が覚める。今日も奥武蔵45Kmラン・・・なんて思っていましたが、外は大雨、しかもオリンピックのマラソン、さすがに出張の疲れもあり迷わず中止です。のんびりすることにしました。

 オリンピックのマラソン。「参考になるでしょ?」といわれることもあるが、私にとってはあまり参考にはなりませんね。あれは同じ「マラソン」という名前を使っているがまったくの別競技。素人ランナーとは、走り方もスピードも全然違う。

 優勝したケニアのワンジル選手。あの暑い中、2時間6分台とは・・・ゴールも余裕で疲れた顔をしていない。まだ走れそうでした。感動しました。よぉーし、自分も走らなくては・・・という気持ちにはさせてくれますね。

 マラソンが終わって、車検で車をディーラーにもって行かなければならないことを思い出しました。そうだ、ちょうどいいや・・・と名案を思いつきました。

 ディーラーは、以前住んでいた荻窪。今住んでいる国立からはおよそ20Km。車を持って行ったついでに走って帰ってこよう!雨は降っていましたが、平地で街の中です。ということで、ランニング・ウエアに着替えて出発。パッツンパッツンのタイツにTシャツ姿でデイーラーへ。ちょっと好機な視線を感じました。 営業の方が走行距離などチェック、「そんなに距離は出ていないですね」とのこと。考えてみると自分の足では毎月200~250Kmは走っているが、ここ最近、ガソリンも高く運転は控え気味。そのため100Km程度しか走っていない。自分の足より距離が出ていないことに気が付きました。

 さて、車を預けて出発です。雨も小降りになり気温も20度程度。ランニングには悪くありません。しかし、途中からだんだん雨脚が強くなり、ついには土砂降り状態。バケツとまではいきませんが、洗面器をひっくり返したぐらいには大雨でした。でも、おかげでからだが冷やされ、息も上がらず気持ちよく走ることができました。

 途中、正面からご年配の女性が傘をさし、レジ袋を下げて歩いてきました。少し先から目があったのですが、彼女は真剣な顔で「傘をお貸ししましょうか?」と声をかけてくれました。恐縮するやら驚くやら・・・「有り難うございます。大丈夫です!」と頭を下げて通り過ぎました。しかし、よく考えてみると、彼女には私のことがランナーには見えなかったのでしょう。「突然の大雨に傘も持たず、家路を急ぐ哀れな男性」に見えたのでしょうか(笑)。まだまだランナーとしての修行が足りないようです。帰宅して、我がパートナー女史にその話をすると、「そんな体型じゃあしょうがないわね」と冷たい一言。そうかもしれませんね。

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