10月26日(日)、パートナー女史と娘は、久米島マラソンに!19歳になる娘にとっては、初のフルマラソンへの挑戦。
「負けてはいられない」と言うことで、私もこの日は「一日二山」に挑戦した。
早朝6:00に我が家を出発。川崎インターから大井松田を出て、神奈川県山北町の「さくらの湯」に到着したのは7:30。今日は、ランニングの練習会で9:45集合となっていたが、みんなが来る前に一山走っておこうと早々に到着した。来てみると、中山さんが既に走り出す準備を整えていた。彼もまた、みんなが来る前に一山走っておこうとのこと・・・お馬鹿である。
彼は万葉公園へ、私は大野山牧場を目指して出発した。この後の練習会でもう一山走ることを考えて抑え気味のスタート。しかし、走り出して温まってくると身体が軽くなる。いつの間にか、自己ベスト!なんて言葉がよぎる。そんなはやる気持ちを抑えながらも、気が付けば結構いいタイムで登り切った。標高200mから750mの山頂へ、およそ9Kmの一本調子の登り。50分はまあまあと言ったところ。
山頂からから再び「さくらの湯」駐車場まで一気に駆け下りる。下りは恐怖心との戦い。重力に逆らわず全体重を足に預ける。どんどん加速がつく。平地では絶対に出せないスピードに、自分が自分ではないような快感を楽しむことができる。そんな快感に浸っているうちに駐車場に到着した。下り9Kmを30分。平均すれば、1kmを3分20秒で走ったことになる。フルマラソンに換算すれば2時間20分。レースが下りだけならなんといいだろうと思うのだが、世の中は、そんなに甘くはない。
駐車場に到着すると、練習会参加者が集まりはじめていた。それぞれにレースに備えて目標を持ち、自分を鍛えること、チャレンジすることを楽しんでいる。
この集団の半分以上は女性たち。みんなおしゃれにも抜かりがない。ばっちり決めている。
高い向上心を持ち活き活きとしている彼女たち。独身女性も多い。このかっこよさに引いてしまう男達も少ないはないだろう。そんなすてきなオーラを感じるとともに、彼女たちに「ほどほどにね!」と云いたくなるのは、おじさんの余計なお節介であろうか。
そんな集団と再び走り出す。次なる目標は、標高750mの万葉公園への13km。最初、緩やかな登りが続くが、ゴール手前4kmあたりから斜度10~15%の急勾配。そこを駆け上がるのだが、いつものように足が前に出ない。歩くほどのペースで何とか万葉公園に着くが、もう限界だ!しかし、再び13Kmを駆け下りなければならない。考えただけでもうんざりする。いつもとはまったく違う消耗感に、無謀なことをしてしまったと心から反省した。
いつものような下りの軽快さはない。加速感がない。途中勾配が緩やかになると、地獄である。歩きたくなる。いつもなら、2時間10分ほどで往復できるコースも、この日は2時間30分を切ることができなかった。情けない。
くたくたになった足を引きづりながら温泉でMy塩でざらざらした身体を洗い流す。後は、冷たいビール・・・と行きたいところだが、車なのでそういうわけにはゆかない。ランナーらしく豆乳でのどを潤し、楽しみはお預けとした。
本日の走行距離、44Km。そこそこ走った。しかし、まだまだ修行が足りないようだ。秋の深まりを楽しみつつ、そんな課題を再確認する休日だった。
そうそう、パートナー女史と娘は、久米島マラソン、無事完走。最高気温30度の中を最後まで走り抜いたようだ。おめでとう!
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