2008年11月21日金曜日

部下への信頼 社長の大切な仕事

 今朝5時のNHKニュースで、渋谷の気温は7.5度。一方自宅のある国分寺の気温は、1.0度。あらためて、田舎なんだなぁと思う。
 5時30分、快晴の空、オフィースについたら仕事を始める前に皇居を走るつもりで準備をして家を出たが、あまりの寒さ!少し暖かくなってから走ることに・・・何ともふがいない。

 さて、先日、あるネットワーク・インテグレーターの社長にお会いする機会があった。100人ほどの会社だが、優秀なエンジニアがそろっているという。

 そのお人柄とともに、言葉の端々に自信がみなぎっていた。自社の技術についての自信、部下への信頼、新たな仕事への意欲、この厳しい景気情勢の中でも売上増を予定とのこと。こんな社長の下で働く社員たちのモチベーションは、きっと高いに違いない。

 社長に社員への期待を伺った。

 「お客様を病人だと思いなさいといつも言っています。医者にとって、ひとりの患者さんは、大勢のうちの一人かもしれない。しかし、その患者さんにとっては、唯一の医者。生きるか死ぬかを託する相手。その期待に応えてこそ、本物の医者。そんな医者こそがプロフェッショナル。社員には、そんなプロフェッショナルになってほしいと思っています」。

 お客様の信頼に応えるということは、こういうことを言うのだろう。

 「うちの社員は、この会社がつぶれても困りませんよ。彼らの力ならば、高給で雇ってくれるところはいくらでもある。優秀な人間が集まっているんです。」

 なかなかこんなことを言える社長はいない。可能性を信じてくれる上司の下で働く部下は、その期待に応えようと、ますます優秀になる。そんな職場を作ることもまた、社長の大切なしごとなのだと思った。

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